超生命体の偏愛図鑑

Pechico Octopashy さん

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FARPLANE心斎橋PARCO 店長(34歳)
浪速区在住/富田林市出身

左右非対称が不良ポイント?規則厳守な優等生フェチの肉体改造

⸺その肉体は?
ピアス穴を拡張した耳と、舌先を裂いたスプリットタンがお気に入り。私、グレたことないんですよ。生徒会長だったし、模範的な優等生というか……規則を守ってきっちりこなすことに快感を覚えるタイプ。18歳でクラブに出入りするようになって、19歳の時にFARPLANEのオーナーのロビンさんと出会って、一見「悪そうなヤツら」と遊ぶようになったんですけど、20歳になるまでお酒は飲まなかったし、倫理に反するようなことはしてない。優等生フェチなんです。肉体改造してる人って意外と真面目な人が多い。ルールを守って人に迷惑をかけずにどれだけ自分を拡張して楽しめるか……にこだわって生きてます。

⸺その肉体のええところを教えてください。
自分の身体は全部好き。身長170cmあるムチムチボディも顔のパーツも、お気に入りだからこそもっとカスタムしたい。中学生の頃は身長の高さがコンプレックスだったけど、セクシャルでフェティッシュな趣味の世界に目覚めてから、背が高いからこそかっこいいピンナップガールになれるって気付いたんです。あと、左右対称で整っていることにもこだわりがあって。実は左耳だけピアス穴が多いんですけど、これは私的にハメを外してる不良ポイントです。

⸺あなたにとって肉体とは?
魂が入っている器。自分を盛りつけるもの。カスタムポイントが多いからバリエーションがたくさんあって、気分に合わせてメイクもピアスも変えて楽しめる。細部まで徹底して世界観を守ることが私の仕事であり趣味。小さい頃も、ディズニーランドに行った時に中途半端な衣装を着せられるのが嫌で「本物のプリンセスはここに刺繍入ってない!違う!」みたいなこだわりがあったらしい(笑)。大学卒業後は結婚式場で働いていたんですけど、きっちり予定を組んで完璧な世界観を作るっていう仕事は一貫してますね。今はFARPLANE心斎橋PARCO店の店長として、きっちり真面目にお仕事してます。

※掲載時(2023年11月17日)の情報です
取材・撮影:トミモトリエ