超生命体の偏愛図鑑

久米佑宜 さん

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SEKAI HOTEL Fuse支配人(26歳)
河内長野市在住/河内長野市出身

ホッと一息つかせてくれる、布施のアイコン「だしまきサンド」

⸺そのお弁当は?
珈琲とサンドイッチが有名な池田屋珈琲の姉妹店、カフェプレールの「だしまきサンド」です。僕が支配人を務めるSEKAI HOTEL Fuseは、空き家をリノベーションして客室にしている「まちごとホテル」で、朝食会場も大浴場も商店街の中にあるんです。両店舗は立ち上げ当初からのパートナーショップで、朝食・銭湯付きプランを始めたときも二つ返事で快諾してくれました。このサンドイッチはゲストが一番多く触れるアイテムで、まさに「下町のアイコン」ですね。

⸺そのお弁当のええところを教えてください。
たまごサンドといえば関東は「たまごサラダ」、関西は「たまご焼き」が主流。食べ応えのある分厚いだしまきに辛子マヨの味付けで「これが大阪のスタイル」だとアイデンティティを確立しています。僕は大阪出身ですが、布施のまちで働き始めてから大阪人としてのプライドがより強まりました。泊まりにくるゲストが地元民との交流を楽しむ様子を見て、「いい場所だなあ」と実感するんです。

⸺あなたにとってお弁当とは?
短い時間でもホッと一息つかせてくれるもの。特に手作りのものは温かさを感じるし、昔よく親が作ってくれてたなあと、懐かしさも感じさせてくれます。雨の日とか、サンドイッチが売れ残った日は「持って帰り〜」と両手いっぱいに持たせてくれたり。布施の人ってみんな「もったいない精神」を持っている気がして、それが近隣のお店同士の繋がりも濃くしてると思うんです。だから、自分がなにかできるときは積極的にしようって思いますね。

※掲載時(2023年7月31日)の情報です
取材・撮影:オカジマアヤノ