ツレのツレが持つパワーは無限大。 桂九ノ一「ツレツレ vol.01」イベントレポート

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オカジマアヤノ

ツッコミ

ヘンとネンが認定した、超生命体のやりたいことを応援する「超生命体おみこしプロジェクト」が始動! 今回、担がれたのは「令和六年度NHK新人落語大賞」決勝にも進出した落語家・桂 九ノ一! 全人類とツレになりたい桂 九ノ一の願いを叶えるべく、11月10日にツレがツレを連れてくる他力本願な連鎖ネットワークパーティ「ツレツレ vol.01」を開催しました。

本人は一切出演者のブッキングをせず、当日になるまでどんな人が出演するのかわからない謎に満ちたイベント。 笑いありハプニングあり!?な当日の様子を、写真と一緒に振り返っていきましょう!

九ノ一さんのオープニング漫談とともに、「ツレツレ」が開幕! まずはみんなで乾杯します。

インパクト強めなツレによるツレの紹介文。

さっそくあっちこっちでツレがツレを紹介。首から下げたネームカードには「ツレの原産地」が書かれています。

トップバッターを飾ったのは、ライター・関戸ナオヒロさんのツレ、unheadmusicinearさん。ナオヒロさんが飲み屋で知り合った20歳の大学生で、なんとDJは今回が人生で2回目! ルーキーとは思えない落ち着いたプレイで会場内をじっくり温めます。

お昼から音楽とお酒に酔いしれる人たち。

フードやグッズの出店もツレのツレによるもの。[はらいそsparkle]の店主・ジョルさんのツレ、スパイスぱっちょさんがスパイスキーマカレーを販売。濃いめの味付けでお酒が進みます。

梅の鯖おにぎり。

さらに、株式会社人間の広報・はまだみかさんのツレ、[鯖めし さば七]の店主・れいこちゃんも出店。天然国産鯖を使った、鯖おにぎりは数分で完売していました!一緒に売っていた鯖出汁もホッと一息つけるドリンクとして大人気でした!

今回のカメラマン・高津祐次さんのツレ、TANKのメンバーによるZINEを中心としたグッズ出店。ほか3人の予定が合わず1人での出店でしたが、ツレツレでツレを作っていました。

2組目は、イラストレーター・百瀬ガンジィさんのツレ、ワッツさんによる大喜利大会が開催! ワッツさんは普段マフィン屋さんをしていますが、大喜利が趣味で数多くのイベントに出演しています。ガンジィさんとも15年来の大喜利仲間なんだそう。

2組目にして座席は満席! 大喜利への本気度を感じます。

会場内は「ななしの大喜利」で大盛り上がり! 参加者が紙にお題の答えを書き、それを回収してワッツさんが読み上げ、ツッコミを入れていくものです。

最後は、九ノ一さん、ジョルさん、ガンジィさんがステージに登場し、その場で渾身の大喜利を披露しました(お題:ロックなお葬式)。

ジョン・坊・ジョビはハプニングの伏線だったのか……?
お得意のイラストで勝負するガンジィさん。人生で折ってきたギターの遺影。

続いて登場したのは、まおりーた。狸山みほたんさんのツレであり、アイドルグループ・オタフクガールズとしてかつて一緒に活動していたメンバー。現在は俳優として劇団「0F(ゼロフレーム)」に所属して活動しています。

モーニング娘。 の大人気曲、『ザ☆ピ~ス! 』を全力で踊り、楽曲の最中に黒ひげ危機一発やジェンガで勝負が繰り広げられるお得意の茶番で、会場内は笑いで包まれます。

ここからはお笑い芸人たちによる漫才のステージ! お笑いLIVE BARを運営する加藤進之介さんのツレ、ボニーボニー、涼風の2組が観客を独自の世界観に引き込んでいきます。

海外の人にもウケていました。
みんないい笑顔。
2020年にコンビを結成した、今注目の若手芸人・涼風。独特なテンポでじっくりと観客の心を掴みます。
お客さんのなかには、関東から飛び入りで来た涼風ファンの方も。

iiieプロデューサー・儀間健太さんのツレ、Robin Kawamura(ヅカ電)さんによるDJ。お笑いで盛り上がった会場を音楽で色付けます。

喫煙所内も、誰かのツレと誰かのツレが一緒になって和気あいあい。

イベントも中盤。続いては、ヘンとネンの編集長・トミモトリエさんのツレ、320さんによる弾き語り。

歌声、ギター、ハーモニカの音が力強く響き渡ります。その中にある繊細な優しさが、そっと心に寄り添ってくれる不思議な感覚でした。

イベント中は、常にどこかしらでツレがツレを紹介。九ノ一さんだけじゃなく、来場者たちにもツレが増えていきます。

クールな重低音が最高でした。お酒がすすみすぎた。

またまた儀間健太さんのツレ、chiaki uehiraさんによるDJ。気持ちいいビートに誘われて、たくさんの人が体を揺らしていました。

外はすっかり夜になり、ついにこのイベントの目玉、主催者・桂九ノ一さんによる落語が始まりました。

九ノ一さんの落語に引き込まれる観客。
歌と手拍子に合わせてすだれを変形させて遊ぶ「南京玉すだれ」も披露。

会場にいるほとんどの人が落語は初めて。落語に親しんでもらおうと、楽しんでもらおうと、最初から最後まで全力で届けていました。

DJは約10年ぶりだそう。ブランクを感じないナイスDJでした。

そしてイベントも終盤。夜に花を添えるDJは、株式会社人間の広報・はまだみかさんのツレ、山瀬龍一さん。

後半戦、だいぶ出来上がってます。

その後、再びまおりーたがステージに登場! 活動休止中の現メンバー・兎谷みちゃめろのパネルを片手に、どうしてもやりたかったオリジナル曲『3人で60分5000円ポッキリ』を披露します。

続いては、ヘンとネン副編集長・納谷ロマンさんのツレ、おかゆちゃん(DENIMS)の弾き語り。

DENIMSファンの女の子が京都から一人で参加。おかゆちゃんの優しい歌声にうっとりしていました。

この日、ツレのロマンさんはなんと体調不良で不在。「ツレ0人です」と不安げな緊張を吹き飛ばすために、iiieで一番強いお酒を飲んでバイブスをアゲていました。

まるでジャケ写のようなツレのツレさんたち。

エンディング前最後に登場したDJは、ジョルさんのツレ、キース(千日前音泉)さん。

どこを切り取っても表情が良すぎるキースさん。

自分が誰よりも楽しむ持ち前のスタイルで、音楽でみんなとツレになっていました! イベント開始から6時間経ったとは思えないぐらい、フロアはアチアチに。

そして、長丁場と思えたこのイベントもあっという間にエンディングへ。長渕剛の『とんぼ』を流しながら、九ノ一さんが会場内を握手して回ります。

歌詞カードを見ながら、おかゆちゃんと一緒に仲良く歌います。

ご機嫌にプレイしているなか、事件が起こります。用意していたはずの、ボン・ジョヴィのレコードを紛失。曲が終わってしまいます。額には汗がびっしょり。
ボンジョビなかったら何しに来たかわからん。今世紀最大の焦り。

しかし奇跡が起こります。失くしたはずのレコードが突然ターンテーブルに! 急いでセットします。

最後は『Livin’ On A Prayer』をみんなで大合唱。九ノ一さんも、ツレのツレも、会場の全員が盛り上がって最高の締め括りとなりました。

70人を超えるツレのツレが集まったこのイベント。「自分のいないところでツレのツレ同士が仲良くなっているのが理想だった」と嬉しげに語った九ノ一さん。今までになかった新しい試みで、当日ハプニングもありましたが、九ノ一さんの愛嬌ある人柄が呼び集めた縁を感じた一日でした。音楽もお笑いも大喜利も、食べ物もアートも、ジャンル関係なく、ツレのツレが持つパワーは無限大!

ヘンとネンは超生命体のやりたいことをいつでも応援します!超生命体おみこしプロジェクトで、おみこしに担がれたい人はお気軽にご連絡を!

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