超生命体の偏愛図鑑

村上竜一 さん

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納豆マガジン編集長/ネバネバビーン/[利口.]店主(30歳)
京都市在住/広島県出身

食べた数は900種以上!?気鋭の納豆クリエイターによるオリジナル納豆

⸺そのご飯のお供は?
オリジナルで作った「ラッキー納豆」です。5年ほど前から納豆の沼にはまってしまって、納豆に特化した雑誌「納豆マガジン」や納豆のアパレル「ネバネバビーン」、納豆イベントの企画など、僕はいま納豆を軸に仕事をしているんですけど。その流れから次は納豆を作らなきゃな!と思って。今年の7月10日(納豆の日)に、納豆も販売するショップ「利口.」を京都にオープンさせたんですけど、それに合わせてついに形にしちゃいましたね。オリジナルを作った所とは別のメーカーなんですけど、時間がある時はアルバイトとして納豆作りの手伝いをさせてもらってて。納豆をさらに極めているところですね。

⸺そのご飯のお供のええところを教えてください。
丹波篠山で取れた大粒の黒豆を使って、さっぱりとした味わいに仕上げたので、噛むほどに納豆の甘味が感じられるんです。納豆が苦手な人でも食べやすく、納豆本来の美味しさを知ってもらえるように、敢えてタレやカラシは付けずに作りました。あとは、“当たり”1枚で納豆をもう一つ、5枚で「ネバネバビーン」のオリジナルグッズと交換できるという仕組みもあって。納豆で当たり付きは、おそらく世界初だと思ってます(笑)

⸺あなたにとってご飯のお供とは?
納豆は、日本人が昔から食べてきたご飯のお供の代表格みたいなものですよね。ご飯に乗せる派と乗せない派がいたり、食べ方のアレンジだったりで人によってスタイルが違うのが面白い。ちなみに自分は紅生姜をのっけて、牛丼形式で食べるのがすごく好きです。健康に良いので、深夜でも罪悪感なく食べられるのも、納豆の良いところだと思います。納豆の活動をはじめて、おそらく900種類ほどの納豆を食べてきましたが、日本には3000種類の納豆があると言われているんで、まだまだ道のりは長いです……。もはや、僕にとっては納豆のお供がご飯なのかも。

※掲載時(2023年10月25日)の情報です
取材・撮影:関戸ナオヒロ