超生命体の宝庫・アメ村で新たなエネルギーと遭遇!「大阪蛇行案内」レポート

アバター画像
はまだみか

ツッコミ

先日3周年記念イベントを終えたばかりの『ヘンとネン』ですが、今回はあえて時間を巻き戻し、未公開だった「大阪蛇行案内 – AMEMURA CHAOS TOURS -」様子をレポートします。この企画は2024年12月1日に開催された2周年イベント「超生命体パレード」と同時開催されたツアー。大阪屈指のディープスポット・アメリカ村を舞台に、街の引力に導かれて出会ったユニークな人々との交流を振り返ります。寄り道(蛇行)だらけのツアーの全貌を、たっぷりの写真とともにご覧ください。

3チームがアメ村クルージングに出発!

この日は、7人の超生命体が案内人となり、参加者とともにアメ村を探索しました。

儀間建太モリエージチーム

のでやんATAKEチーム

はる。TSUYUしまだあやチーム

ツアーの本部が設置されたのはコーヒースタンド「SPORTY COFFEE」。超生命体が集合すると、何かが起こりそうな予感が……。

おいしいコーヒーで喉を潤し、張り切って街ブラスタートです!

本部では、ヘンとネンのトミモトリエ編集長、ロマン副編集長が待機。インスタライブで中継をつなぎ、各チームの様子を見守りながら新たな「超生命体」を認定しました。配信を視聴してくださったみなさんも、ありがとうございました!

儀間・エージチームは、規格外の生き様を貫く人物に遭遇

快調な滑り出しを見せたのは儀間・エージチーム。アメ村の少し南、道頓堀川近くで粉もん専門店「ヤキソバベイベー/オコノミヤキベイベー」を営む、ベイベーさんの確保に成功しました!

ベイベーさんは、祖父が創業した酒屋さんの建物を活用し、お店を営んでいます。冬でも半袖短パンがお決まりだそう。開店準備をみんなで手伝いながら話を聞きました。

角打ちの風情を残した店内で定期的にジャズライブも開催されるなど、グッドバイブスな酒場として知られる同店。しかしベイベーさん自身の半生は“蛇行”が多かったそう。

学生時代から40カ国を旅し、イタリアではたこ焼き屋の起業に失敗、さらに超ブラックな寿司屋修行時代など、パンチのあるエピソードが止まりません。この日の認定第一号に申し分なし! とステッカーが進呈されました。

続いては、超生命体の巣窟と噂される「三ツ寺会館」に潜入し「罠bar」の店長・タツー西成さんと接触しました。タツーさんは世界でも類を見ないタトゥーの「彫られ屋」。自らを「THE HUMAN CANVAS」と称して肉体の一部を差し出し、好きな言葉などを彫る体験を提供しています。

Tシャツを脱ぎ上半身があらわになると、案内人たちも思わず「おぉ……!」と反応

中継をつなぎながら「実は今日、僕も彫りたくて」と言いだす案内人のエージさん。世にも珍しい、彫られ屋ライブ配信が決定しました。

取材中は和やかなムードでしたが、施術の準備が整うと独特の緊張感に包まれます。「ジー……」というマシンの音が響く店内で、真剣な表情でエージさんが文字を彫る様子が中継されました。

カメラを向ける儀間さんも「こんな経験をするとは……」とポロリ

彫り終わってインクを拭き取ると、タツーさんから「ここはもうちょっとインクを足したほうがいいかな。インクは濃ければ濃いほどいいから!」とアドバイスが。仕上げを行い、完成したのは、超生命体の「超」。

新しい体験を人々に提供し、タトゥーの価値を開拓するタツーさんも、超生命体に認定されました。

最後はミュージシャン・儀間さんの案内で、アメ村中心部にある日本初の可動式ビジョン「RIBIAビジョン」の裏側へ。普段はライブやイベントのステージとして使用されている空間に、特別に潜入させてもらいました。

儀間さんが「じゃあ、お願いしまーす!」と声をかけると、ビジョンがせり上がり、三角公園を見下ろす形に。アメ村ならではの体験を楽しみ、儀間・エージチームの蛇行案内は終了しました。

「有名人になった気分やな!」とエージさん

カオスなショップをハシゴした、はる・TSUYU・しまだチーム

一方、装いも華やかなガールズチームが初めに訪れたのは、こちらも三角公園からすぐのアパレルショップ「ゆうずどぶちっく雀蜂」。紹介人のTSUYUさんが「アメ村のカオス天国!」と言い表す通り、店内にはオリジナルの洋服や古着、雑貨、おもちゃが所狭しと並んでいます。

取材を忘れ(?)しばしウィンドウショッピング

商品の多くがリメイクされた一点モノ。素材の組み合わせは自由で、中には、加古川北高校のものと思われるジャージ上下を縫い合わせたワンピースも。襟元の羽のブローチと裾のフリルが、絶妙な違和感を作り出しています。

リメイクを担当しているのが、店長のきゃさりんさんです。きゃさりんさんは、グラフィックデザインやコラージュの制作にも取り組んでおり、お店ではオリジナルプリントをあしらった洋服も販売しています。

おすすめしてくださったチャイナシャツのセットアップには、何種類ものプリントが。イラストと太宰治『人間失格』の一節、さらにリボンを組み合わせるなど、独自の美意識を昇華させています。

オープンから14年目という同店には取材中も若い女性たちが次々と訪れ、買い物を楽しんでいました。創作意欲が尽きないきゃさりんさんも、満場一致で超生命体に認定されました。

次にやって来たのが「アメリカ村フリーマーケットB.B」。レトロな雑貨が並ぶお店の奥に入ると、和面で埋め尽くされた壁を発見! このコーナーを担当する栗本壮馬さんに、詳しくお話をうかがいました。

爽やかな笑顔と背景のギャップ……!

栗本さんが特に気に入っているというのが真蛇(しんじゃ)の面。「般若が女性の面っていうことは、みなさん知っていると思います。真蛇は、その怒り、嫉妬がさらに超越した姿なんですよ」と、実物を手に解説してくださいました。

さらに、見た目の恐怖感を増すため、目には真鍮を用いるなどデザインの工夫もなされているそう。一見ギョッとしてしまうコレクションですが、面を作った職人たちへのリスペクトがにじむ語り……。感銘を受けた一同により、もちろん超生命体に認定しました。

やはりアメ村は超生命体だらけ!

のでやん・ATAKEチームは全力で“蛇行”を満喫

ミラクル連発の他チームと対照的に終始マイペースで進行したのが、のでやん・ATAKEチーム。ツアー開始から約40分、ようやく中継がつながったと思ったら、やけににぎやかな様子……。

缶が見えています

「ここで張り込んだら超生命体がいると思ったの!」と言い張るATAKEさんですが、その居場所はたこ焼きの名店「わなか」。どうしても食べたくなり、調査そっちのけで行列に加わり入店! トミモト編集長も「飲んでるの!?」と爆笑。ひとしきりエネルギー補給を済ませ、大阪を代表するファッションスポット「ショウザンビル」に到着しました。

かつてこのビルのショップで働いていたATAKEさんが、みんなに紹介したい! と向かった先は「MAMA LION」。30年来の親交があるという店主・ミホ姐こと清水三穂さんに突撃しました。

実はMAMA LIONは、のでやんさんにとっても思い出のお店。学生の頃こちらで買った「ファイヤーキング」のカップを、自身のコーヒーショップで使用しています。

店内には、国内では入手困難な服や雑貨がずらり。毎年1回は必ずアメリカに買い付けに行くというミホ姐のパワフルさを称え、超生命体に認定しました。

ショウザンビルには個性的なお店がまだまだあります。お隣の「十四才」は、タレントやアニメ、日本企業などにまつわる古着やグッズを扱うショップです。

以前こちらでSMAPのキーホルダーを購入したというロマン副編集長は「アメ村の変化をどう捉えていますか?」と画面越しに質問。店主の塩見大地さんは「開店した9年前のアメ村は元気がなく、いわば底の底。最近はちょっとずつ若い人も増えてきました」と答え、お店の歩みを振り返っていました。

近年、評価が高まっている和モノモチーフの古着。ファッションアイテムとしていち早く光を当てた十四才ですが、仕入れは決して楽ではないといいます。ブレずに己の美学を追求する塩見さんも、超生命体認定となりました。

ちなみにショウザンビルでは、過去に2人の超生命体を取材済み。このビルの持つ引力が再び浮き彫りになりました。

PONちゃんさんの偏愛図鑑はこちら
荒木希基さんの偏愛図鑑はこちら

スロースタートのツケが回り、終盤は大急ぎで情報収集と取材を敢行することに。アイウェアショップ「TYPHOONMARKET」店主の柴原一仁さんと、アパレルショップ「一二三屋」を営むラッパーのHIDADDYさんを駆け足で認定し、蛇行だらけの行程を締めくくりました。

超生命体の密集地・アメ村のパワーを再確認したツアー

本部に戻った各チームは、早速この日出会った超生命体たちの情報を交換しました。案内人からは「一日でいろんな人とミックスできて楽しかった」「あのお店はめちゃくちゃカオスやった」「え、絶対今度行くわ」など口々に語り、超生命体密集地・アメ村の底力をあらためて実感した様子でした。

今回新たに認定された超生命体の詳しい生態は、超生命体の偏愛図鑑にて続々アップ中! 彼ら彼女らの偏愛ぶりをご覧あれ!

次の記事
潜入レポート

「いつかアメ村映画祭をやりたい」 Theater Aimyou(シアターエミュ)オープニングイベントに潜入!

前の記事
潜入レポート

大阪発のハイパードリンクを考案!コカレロ×ヘンとネン「超生命体の偏愛酒」試飲会レポート

潜入レポートをもっと読む