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	<title>この本がええねん の偏愛図鑑一覧 | ヘンとネン</title>
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	<description>時代を蛇行する超生命体マガジン</description>
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		<title>サルに学ぶ心の起源。心象風景に漂う、残響音のサウンドトラック by クラゲナス（ドラマー）#超生命体の偏愛図鑑</title>
		<link>https://hentonen.net/snaps/book02/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[岸田天音]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 20 Mar 2026 18:04:07 +0000</pubDate>
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					<description><![CDATA[<p>⸺その本は？立花隆さんの『サル学の現在』です。僕は北海道から出てきて、大阪芸大で落語の研究をしたり、ハードコアのドラムからミニマルテクノを経て、今は民族楽器とエレクトロを融合させた音楽を作っています。昔から古代の歴史とか [&#8230;]</p>
<p>投稿 <a href="https://hentonen.net/snaps/book02/">サルに学ぶ心の起源。心象風景に漂う、残響音のサウンドトラック by クラゲナス（ドラマー）#超生命体の偏愛図鑑</a> は <a href="https://hentonen.net">ヘンとネン</a> に最初に表示されました。</p>
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										<content:encoded><![CDATA[
<p><strong><mark style="background-color:rgba(0, 0, 0, 0)" class="has-inline-color has-theme-color-red-color">⸺その本は？</mark></strong><br>立花隆さんの『サル学の現在』です。<br>僕は北海道から出てきて、大阪芸大で落語の研究をしたり、ハードコアのドラムからミニマルテクノを経て、今は民族楽器とエレクトロを融合させた音楽を作っています。昔から古代の歴史とか民族学に興味があって、それが自分の表現の源泉になっているんですが……そういう意味で自分にすごく刺激を与えてくれた1冊。<br>DNAや化石とか、いろんな方向からサルと人間を対比させているんですが、特に面白かったのが「ボノボ」というサルの話。チンパンジーって人間に近くて賢いけど、人間と同じようにすごく残虐な側面もある。でもボノボは違って、めちゃくちゃ平和的なんです。群れ同士が遭遇して緊張が走った時、闘争するんじゃなくて、オスもメスも関係なくみんなで性行為をして、愛し合って乗り越えるという。これって、もしかしたら争いばかりの現代の「人間」に欠けている感覚なんじゃないかと考えさせられました。</p>



<p><strong><mark style="background-color:rgba(0, 0, 0, 0)" class="has-inline-color has-theme-color-red-color">⸺その本のええところを教えてください。</mark></strong><br>サルの生態を人間と照らし合わせた時に、人間のルーツや未来の可能性が見えてくる。こういう研究の本を読むのも、今日来ているこの「河内ドルメン」みたいな古代の遺跡に自ら足を運ぶのも、僕の中では同じ行為なんです。開運したいからパワースポットに行くわけじゃなくて、古代の人が祈りを捧げた空気感とか、彼らが見ていた世界観を感じた時、自分と共鳴してふつふつと湧いてくるものがある。それが、自分の中に「残響音」として残っていますね。<br>「ブギ丸とでべそ」の曲を作る時は、バンドの衣装とかコンセプト重視で考えたりもするけど、ソロで曲を作る時は何も考えずに鍵盤を触って、出てきた音から自然と自分の中に蓄積された残響音とつながっていく。記憶の風景に「サウンドトラックをつける」感覚です。</p>



<p><strong><mark style="background-color:rgba(0, 0, 0, 0)" class="has-inline-color has-theme-color-red-color">⸺あなたにとって本とは？</mark></strong><br>「心の起源をたどるもの」ですね。<br>ちなみに僕の「クラゲナス」って名前も、『古事記』の「くらげなす漂へる」っていう、天地が定まる前のフワフワした状態を表す言葉から取ってるんです。根源的な意味合いがありつつ、ナスやクラゲっていう響きも縁起良さそうだし、自分のアンビエントで浮遊感のある世界観に合っているなと。そういう「根っこ」を探るのが好きなんです。<br>大人になると、子どもの頃のように森の中にアジトを作ったり、純真な目で世界を見たりしなくなってしまう。1stソロアルバム『ピカノスタルジー』では、実家から送ってもらった幼少期のビデオから、僕やいとこが遊んでいる声をサンプリングして入れています。聴く人には伝わらなくても、自分が子ども時代に見ていた風景や世界観の音を取り戻したくて。これからも、そんな心の深層心理にコネクトできるような音楽を作っていきたいですね。</p>



<p style="font-size:0.5em">※掲載時（2026年3月21日）の情報です<br>取材・撮影：トミモトリエ<br></p>



<p style="font-size:0.5em"><br></p>
<p>投稿 <a href="https://hentonen.net/snaps/book02/">サルに学ぶ心の起源。心象風景に漂う、残響音のサウンドトラック by クラゲナス（ドラマー）#超生命体の偏愛図鑑</a> は <a href="https://hentonen.net">ヘンとネン</a> に最初に表示されました。</p>
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		<title>壮絶な過去は不要。村上春樹と走る、京大卒ラッパーの健康的HIPHOP論 by SOMAOTA（ラッパー）#超生命体の偏愛図鑑</title>
		<link>https://hentonen.net/snaps/book01/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[tomimoto_admin]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 26 Nov 2025 08:23:02 +0000</pubDate>
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					<description><![CDATA[<p>⸺その本は？村上春樹のエッセイ『走ることについて語るときに僕の語ること』です。僕、とにかく文字を読んだり書いたりしていないと落ち着かないんですよ。動画よりも文字、もしくはラジオ。常にカバンに何かしら本が入っていて、これま [&#8230;]</p>
<p>投稿 <a href="https://hentonen.net/snaps/book01/">壮絶な過去は不要。村上春樹と走る、京大卒ラッパーの健康的HIPHOP論 by SOMAOTA（ラッパー）#超生命体の偏愛図鑑</a> は <a href="https://hentonen.net">ヘンとネン</a> に最初に表示されました。</p>
]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p><strong><mark style="background-color:rgba(0, 0, 0, 0)" class="has-inline-color has-theme-color-red-color">⸺その本は？</mark></strong><br>村上春樹のエッセイ『走ることについて語るときに僕の語ること』です。僕、とにかく文字を読んだり書いたりしていないと落ち着かないんですよ。動画よりも文字、もしくはラジオ。常にカバンに何かしら本が入っていて、これまでに2000冊くらいは読んでると思います。<br>その中でも村上春樹は別格で。一番好きなのは処女作の『風の歌を聴け』なんですけど、これはもう100回は読みましたね。以前、『風の歌を聴け』に出てくる「僕は二カ月の間に36匹もの大小の猫を殺した」という一節が気になりすぎて、作品中の数字すべてに丸をつけて一冊潰したことがあるんです（笑）。「この数字には何か意味があるはずだ」って妄想して。<br>ただ、今の自分のスタンスや生き方を形作ってくれた一冊という意味では、このエッセイなんです。春樹さんが小説家として、そしてランナーとして、どう心身を維持し、創作に向き合っているかが書かれています。</p>



<p><strong><mark style="background-color:rgba(0, 0, 0, 0)" class="has-inline-color has-theme-color-red-color">⸺その本のええところを教えてください。</mark></strong><br>「不健康や破滅＝芸術」という図式を、健康的に否定してくれるところですね。HIPHOPの世界って、どうしても「不良」とか「家庭環境が壮絶」とか、そういう“訳あり”な背景が美学になりがちじゃないですか。僕も中学の屋上でサイファーしてた頃からHIPHOPは大好きなんですけど、自分自身は非合法なものには全く興味がないし、むしろ倫理観が勝っちゃうタイプで。<br>昔は「壮絶な人生じゃないと、えぐい作品は作れないんじゃないか」って悩んだこともありました。でも、規則正しく健康的な生活を送りながら、圧倒的な傑作を生み出している人がいる。自分もこっちだな…と気付かせてくれた一冊です。<br>実は、闇堕ちしかけた時期もあったんですよ。京都大学に入ったものの将来が見えなくて絶望して、休学して突然インドに行ったり、アメ村のクラブでアンダーグラウンドな世界を学んで、精神的にバッドな状態に陥ってしまった。それを救ってくれたのも本でした。大学の図書館に入り浸って、精神病理の症例を読み漁って、自己分析して自分を取り戻しました。</p>



<p><strong><mark style="background-color:rgba(0, 0, 0, 0)" class="has-inline-color has-theme-color-red-color">⸺あなたにとって本とは？</mark></strong><br>「ライナスの毛布」ですね。スヌーピーに出てくるライナスが、いつも肌身離さず持っているあの毛布。精神安定剤みたいなものです。<br>僕、論理的な文章より「なんでそうなったん？」っていう飛躍のある物語が好きなんです。カフカの『変身』みたいに突然人が虫になったりするような。リリックを書く時も、誰かの話やどこかで見た文章がフックになって、急に思いも寄らない物語が生まれる瞬間がある。自分の経験を書くこともあるけど、活字中毒の自分にしか書けない、活字の奥の妄想の世界を大事にしたいですね。<br>大阪で3年住んだシェアハウスがいつの間にか「DUCK HOUSE」というバンドになって、今もラッパーとして東京で活動している。環境は変わるけど、文字を読んで、妄想して、言葉を紡ぐという行為だけは変わらない。これからも、健康的に、誰よりも自分らしいリリックを書きたいと思ってます。</p>



<p style="font-size:0.5em">※取材時（2025年11月22日）の情報です<br>取材・撮影：トミモトリエ<br></p>



<p style="font-size:0.5em"><br></p>
<p>投稿 <a href="https://hentonen.net/snaps/book01/">壮絶な過去は不要。村上春樹と走る、京大卒ラッパーの健康的HIPHOP論 by SOMAOTA（ラッパー）#超生命体の偏愛図鑑</a> は <a href="https://hentonen.net">ヘンとネン</a> に最初に表示されました。</p>
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