「リトル山形と猫」後藤ひろひと邸の玄関

Avatar photo
ミズグチグッチ

ツッコミ
2023.09.25

記念すべき第一回の玄関美術館は、僕がこの企画を思い立った 素敵玄関のひとつ。脚本家・後藤ひろひと氏(通称:大王)のお宅の玄関を 訪問します。

後藤ひろひと
山形県生まれ。通称「大王」。大阪を拠点に活動する、脚本家・演出家・俳優。1990年~96年、劇団「遊気舎」の二代目座長を務め、ほぼ全作品の作・演出・出演を手がける。その後、川下大洋とのユニット「Piper」を結成。2001年には自身が主宰する「王立劇場」を旗揚げ。代表作に『人間風車』、『ダブリンの鐘つきカビ人間』、『BIZ三部作』『MIDSUMMER CAROL ガマ王子 vs ザリガニ魔人』など。2019年から粘土活劇『やめとけ!チキンマン』を開始。

後藤ひろひとの玄関

お宅の玄関美術館 第1回目 〜後藤ひろひとさん邸〜 「リトル山形」 #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA

お芝居や映画の脚本はもちろんですが、最近では百円均一の樹脂粘土でフィギュア を自作し、自宅セットから街にフィギュアを持ち出してロケ撮影した現代版紙芝居的冒険活劇「やめとけ!チキンマン」を発表したり、故郷の山形県で90年前に活躍したオットセイの歴史を掘りおこしてシンポジウムを開いたりと、幅広い趣味とバイタリティの持ち主。 玄関に入ってまず目に映るのは、収納スペースの真ん中で出迎えてくれる「季節の飾り棚」。訪れるたびに内容が少しずつ変わる楽しいウェルカムコーナーで、だいたい季節のチキンマンが出迎えてくれます。

今回はチキンマンとオットセイのブロニーくんの「4年ぶりの花笠祭りだよチキンマン」というところで、山形愛が垣間見えますね。

隣には黄色い着物チキンマンと今年の干支にちなんだキャラクター、バニ男(ばにお)やウサギたちもいます。奥には先日YouTubeで配信された「帰ってこい!チキンマン」のプロマイドがみえます。

花笠チキンマンの左にあるのカエルの小物入れ、他に右奥には金魚置物どちらも陶磁器製。これらは奥さま、楠見薫さんのコレクションだそうです。

奥には「南無猫大権現」と記されたお札があります。猫神社のお札ようです。

リビングに続くドアの片隅に僕が工作した、猫の出入り口があり、大王の愛猫「フトゥーロくん」が顔を出してます。

壁にはベースボールキャップのコレクションが。そういえば大王も外出時は常にキャップをかぶってる印象です。しかもあまりみたことのないキャップばかり。 

右:ベタチョコ(山形県のローカル菓子パンのロゴ)/中:サッポロクラッシック(北海道限定ビール)/左:MC GATA(山形県のローカルラッパー サイン入り)と、大阪には入ってこない北の地方の情報がたくさんアンテナショップ並にありました。

ドアにはマグネットのフックに生活小物が。マスクや交通系ICが掛けてあります。アイデアですね。 キャップがもう一つ。 阪神タイガース仕様タイガー・ジェット・シンデザイン。大王はプロレスも大好き。

ドアの開口辺りの布カーテンは風通しでドアを開ける時の目隠し。なるほど、これもアイデアです。 壁は黄色い象で天井はグリーン。一見派手かと思いきや、とても落ち着いた山形愛漂う玄関でございました。

前の記事
お宅の玄関美術館

「福助居んだハウス」ミズグチグッチ邸の玄関

お宅の玄関美術館をもっと読む