<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?><rss version="2.0"
	xmlns:content="http://purl.org/rss/1.0/modules/content/"
	xmlns:wfw="http://wellformedweb.org/CommentAPI/"
	xmlns:dc="http://purl.org/dc/elements/1.1/"
	xmlns:atom="http://www.w3.org/2005/Atom"
	xmlns:sy="http://purl.org/rss/1.0/modules/syndication/"
	xmlns:slash="http://purl.org/rss/1.0/modules/slash/"
	>

<channel>
	<title>福島 の記事一覧 | ヘンとネン</title>
	<atom:link href="https://hentonen.net/article_places/%E7%A6%8F%E5%B3%B6/feed/" rel="self" type="application/rss+xml" />
	<link>https://hentonen.net/article_places/福島/</link>
	<description>時代を蛇行する超生命体マガジン</description>
	<lastBuildDate>Mon, 09 Mar 2026 03:46:38 +0000</lastBuildDate>
	<language>ja</language>
	<sy:updatePeriod>
	hourly	</sy:updatePeriod>
	<sy:updateFrequency>
	1	</sy:updateFrequency>
	<generator>https://wordpress.org/?v=6.9.4</generator>
	<item>
		<title>バテバテて乱文【関根デッカオの大阪彷徨報告書】桃谷に“ルズ”の留守を見出す…他</title>
		<link>https://hentonen.net/articles/houkou008/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[岸田天音]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 22 Aug 2024 04:50:59 +0000</pubDate>
				<guid isPermaLink="false">https://hentonen.net/?post_type=articles&#038;p=12153</guid>

					<description><![CDATA[<p>時節的には「残暑お見舞い申し上げます」と始めるべきだが、体感的にはまるでそんな気分になれない。この状況を「残り物の暑さ」と形容するならば、もうエアコンのお世話になる必要もなかろうし、やむなくエアコンのお世話になった結果の [&#8230;]</p>
<p>投稿 <a href="https://hentonen.net/articles/houkou008/">バテバテて乱文【関根デッカオの大阪彷徨報告書】桃谷に“ルズ”の留守を見出す…他</a> は <a href="https://hentonen.net">ヘンとネン</a> に最初に表示されました。</p>
]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<figure class="wp-block-image size-full"><img fetchpriority="high" decoding="async" width="1000" height="750" src="https://hentonen.net/wp-content/uploads/2024/08/houkou01.jpg" alt="" class="wp-image-12157" srcset="https://hentonen.net/wp-content/uploads/2024/08/houkou01.jpg 1000w, https://hentonen.net/wp-content/uploads/2024/08/houkou01-300x225.jpg 300w, https://hentonen.net/wp-content/uploads/2024/08/houkou01-768x576.jpg 768w" sizes="(max-width: 1000px) 100vw, 1000px" /></figure>



<p>時節的には「残暑お見舞い申し上げます」と始めるべきだが、体感的にはまるでそんな気分になれない。この状況を「残り物の暑さ」と形容するならば、もうエアコンのお世話になる必要もなかろうし、やむなくエアコンのお世話になった結果の「暑いのに寒い」という矛盾からも、すでに解放されていてしかるべきだからだ。紀伊水道からの風を受け、空調いらずの睡眠をむさぼる少年時代を過ごした身には、エアコン由来のそれはあまりに冷たい。</p>


<div id="comment-place-block_5c1a4fa852b04b4082e021bbc43e5fac" class="c-block-comment-place" data-place_name="s01">
  <style type="text/css">
        .acf-block-preview #comment-place-block_5c1a4fa852b04b4082e021bbc43e5fac {
      background:#ccc;
    }

  </style>
</div>


<p>おかげさまで、ここ最近は下痢がとどまるところを知らない。おかげさまをもって、日の並びが幸いしたはずの盆休みも消化不良に終わった。何をうまいことをと、自分で自分にツッコミのひとつでも入れたくもなるものだが、そんなゆとりすらない。ともかくも「夏バテ」という言葉の適用期間に終わりが見えない。</p>



<p>夏バテは、もろもろの判断能力を低下させる。この文章を記しているいまとて、時間あたりに稼げる字数が満足に稼げない。夏バテは、ひいてはヒューマンエラーを誘発する。これは何も僕に限った話ではない。チェック済みのはずの原稿が戻ってこない、詰め替え用シャンプーをリンスのボトルに注ぎ込む、言うた言わん等々、まともな温度・湿度であれば考えられないミス、失態が、そこここに生じている感がある。</p>



<p>が、しかしだ。ここで安直にイライラ、カリカリ、ムカムカしてはならない。すべては夏のせいなのである。なんとなれば、夏に責任を丸投げできるのである。「暑いからボーッとしていました」「汗みどろでビールに逃げるしかありませんでした」。かような申し訳が立つくらいの寛容の精神が、あるいは大らかさが、いまこそ求められているのではないか。夏こそ、人は人にもっと優しくなるべきではないか――以上、所感を述べたうえで本題に入っていきたい。もうすでにバテバテだ。</p>


<div id="comment-place-block_3b56c5c19771157f64f893abbaaa6e9f" class="c-block-comment-place" data-place_name="s02">
  <style type="text/css">
        .acf-block-preview #comment-place-block_3b56c5c19771157f64f893abbaaa6e9f {
      background:#ccc;
    }

  </style>
</div>


<h4 class="wp-block-heading"><strong>桃谷に“ルズ”の留守を見出す</strong></h4>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="750" height="1000" src="https://hentonen.net/wp-content/uploads/2024/08/houkou02.jpg" alt="" class="wp-image-12158" srcset="https://hentonen.net/wp-content/uploads/2024/08/houkou02.jpg 750w, https://hentonen.net/wp-content/uploads/2024/08/houkou02-225x300.jpg 225w" sizes="(max-width: 750px) 100vw, 750px" /><figcaption class="wp-element-caption">（大阪市天王寺区）</figcaption></figure>



<p>大型連休に入って間もないころ、連れ合いがベトナム料理を食べたいとのことで、わざわざ環状線の真反対に位置する寺田町まで出向いた。近場にも選択肢はたくさんあるはずなのに、こうした判断におよぶこともまた夏バテのなせる技なのかもしれない。ベトナム料理というと以前、上本町で一切空調の利いていない店を引き当ててしまい、半ば強制的に現地の風土らしきを味わわされたことも記憶に新しい。味覚で日本人に忖度しない外国料理店こそ数あれど、熱気の面で媚びない店があろうとは面食らったものだ。<br><br>ところでベトナム料理に限らず、いわゆるエスニックに分類される料理を出す店はポーションが大きい。この日オーダーしたアヒルの唐揚げはうまかったが、下戸の連れ合いは早々に嬉々として麺類を頼み、こちらは一度あたりに想定される摂取量を大幅に上回るアヒルを引き受ける事態になってしまった。胃からは「ガーガー」という鳴き声が聞こえてくるのに、ガー、すなわちベトナム語で言うところのノーマルな鶏肉にありつくことなどできず、ただただ膨満感ばかりが残った。これはこれでつらいと、全身にまとわりつくような湿度を振り切るように、桃谷へ向け環状線を1駅北進することにした。すると眼前に展開したのが、上図である。</p>


<div id="comment-place-block_68d2d40aab242396c53e1849d4ebec88" class="c-block-comment-place" data-place_name="s03">
  <style type="text/css">
        .acf-block-preview #comment-place-block_68d2d40aab242396c53e1849d4ebec88 {
      background:#ccc;
    }

  </style>
</div>


<p>見ての通り、McDonald&#8217;sの「ld’s」の部分が点灯していない。「ルズ」が留守の状況にもかかわらず、誰の目にもバテているにもかかわらず、所有権を示す部分が判然としないにもかかわらず、素知らぬ顔で来る人を迎え入れているのだ。点灯している箇所のみを拾い出してみても「マクドナ」と、なんとも心もとない。「ナ」まで消灯して初めて、大阪のマクドナルドであることを体現できるはずが、形容詞かいなという状態をさらしていたのである。</p>


<div id="comment-place-block_711a92d1228ae2cd2175cebd8918887c" class="c-block-comment-place" data-place_name="s04">
  <style type="text/css">
        .acf-block-preview #comment-place-block_711a92d1228ae2cd2175cebd8918887c {
      background:#ccc;
    }

  </style>
</div>


<p>ほどなくしてオレンジ色の電車に飛び乗った。「バテ連」の輪が「ナ」にまで広がることへの祈念、「マクドな」文化と距離を置いて久しい事実、そして釈然としない感情ばかりが、ただでさえ余裕を欠く心のうちを支配した。</p>



<h4 class="wp-block-heading"><strong>パーマネントシエスタ海老江</strong></h4>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="750" height="1000" src="https://hentonen.net/wp-content/uploads/2024/08/houkou03.jpg" alt="" class="wp-image-12161" srcset="https://hentonen.net/wp-content/uploads/2024/08/houkou03.jpg 750w, https://hentonen.net/wp-content/uploads/2024/08/houkou03-225x300.jpg 225w" sizes="(max-width: 750px) 100vw, 750px" /><figcaption class="wp-element-caption">（大阪市福島区）</figcaption></figure>



<p>夏バテには昼寝が有効との話を聞いたことがある。とはいえ、生来の寝つきの悪さに悩まされる筆者にとって、昼寝という手段でもって心身の回復を図ることは難しい。「横になるだけでも違う」との言説も耳にするが、まやかしの域を出ないというのが個人的な感想だ。シエスタなどできない。いまはただ、座して艱難辛苦を耐え忍ぶしかないのである。<br><br>それがどうだろう。自宅近くで見かけたこの看板は完全にその身を横たえ、果たすべき職責を放棄しているのである。見る側が首を90度傾けてまで内容を把握せよというのか。だとすれば、僕もそれくらい大上段に構えた商売をしてみたいものである。かたや「クリーニング」の矢印が地面に向いているのも見逃せない。工場は地下で操業しているのだろうか。冗談はさておいて、クリーニング業にピリオドを打ち、セカンドライフを謳歌しているというのが実態なのだろう。積年のバテがそうさせているということなら、致し方もあるまい。褪せた文字一つひとつに対して、労をねぎらうのも悪くはなさそうだ。</p>


<div id="comment-place-block_c92defebc669e9a62e01a8168874bda4" class="c-block-comment-place" data-place_name="s05">
  <style type="text/css">
        .acf-block-preview #comment-place-block_c92defebc669e9a62e01a8168874bda4 {
      background:#ccc;
    }

  </style>
</div>


<p>いったんは疑義を投げかけたはずが、同情の念に駆られてしまった。しかし、やはり気になるところは気になってしまう。「午前中お預かりの品 夕方仕上ります」とあるが、涅槃の姿勢でそう説かれてもいまひとつ信頼が置けない。シワの取り残し、シミ抜きの不備など、そこはかとない心配が首をもたげてくる。たとえバテていようが、そのへんのねちっこさだけは健在な自らを呪うべきなのかもしれない。</p>



<h4 class="wp-block-heading"><strong>スピード違反な筆致が生む“スピドー”</strong></h4>



<figure class="wp-block-image size-full"><img loading="lazy" decoding="async" width="750" height="1000" src="https://hentonen.net/wp-content/uploads/2024/08/houkou04.jpg" alt="" class="wp-image-12166" srcset="https://hentonen.net/wp-content/uploads/2024/08/houkou04.jpg 750w, https://hentonen.net/wp-content/uploads/2024/08/houkou04-225x300.jpg 225w" sizes="auto, (max-width: 750px) 100vw, 750px" /><figcaption class="wp-element-caption">（大阪市西成区）</figcaption></figure>



<p>ライターという職業の代表的ヒューマンエラーといえば、やはり誤字脱字ということになろう。その点に関していえば、僕は夏バテであれ大ポカを演ずるようなことなくやっていると自負している（当社比）。ねちっこく重箱の隅をつつく性格も、時には吉と出ることがある。本連載がなんやかんやと打ち切られずに続いているのも、きっとそういう理由によるものなのだろう。そう都合よく理解しておきたい。</p>



<p>ともあれ「スピドー落せ」である。ロケーションは西成の外れに位置する商店街。あまりにも見事なヒューマンエラーが、商店の看板の裏で異様なまでの存在感を発揮していた。自転車の速度を落とせという意図は伝わるが、勢い余って筆が滑ったのだろうか。むしろこの注意書きをしたためた人の手先こそ、スピード違反を犯していたかのようにも取れる。伸ばし棒が先送りされ、「スピ」と「ドー」による合成語よろしい響きになったことで、どこかスピリチュアルめいた要素さえ感じさせるというのは深読みが過ぎようか。いずれにせよ「スピドー」を落とす方法というのを、僕は知らない。</p>


<div id="comment-place-block_acb4203ab12edd82e57980a3f1dffe04" class="c-block-comment-place" data-place_name="s06">
  <style type="text/css">
        .acf-block-preview #comment-place-block_acb4203ab12edd82e57980a3f1dffe04 {
      background:#ccc;
    }

  </style>
</div>


<p>暦のうえでは晩夏となった。それでも、実態としての「夏」が終わるのは現実的に見て10月初旬くらいだろう。さっさと夏の終わりが見たい。冒頭に述べた通りの寛容の精神を地で行くなら、「スピード感」でなしに「スピドー感」を伴う形でも一向に構わない。バテバテのこの期におよんで、細かいことを言うつもりはさらさらない。少しでも早く心穏やかにいられる日和に過ごしたい。それにつけても桜田ひよりはかわいい。そんなふうに感じる今日このごろである。</p>


<div id="comment-place-block_2490873db70d956eabf872d915da2b5a" class="c-block-comment-place" data-place_name="s07">
  <style type="text/css">
        .acf-block-preview #comment-place-block_2490873db70d956eabf872d915da2b5a {
      background:#ccc;
    }

  </style>
</div>

<div id="comment-place-block_f052a7e6554a9721ff94c9e17b34698a" class="c-block-comment-place" data-place_name="s08">
  <style type="text/css">
        .acf-block-preview #comment-place-block_f052a7e6554a9721ff94c9e17b34698a {
      background:#ccc;
    }

  </style>
</div>


<h4 class="wp-block-heading"><strong>彷徨の記録</strong></h4>



<iframe loading="lazy" src="https://www.google.com/maps/d/embed?mid=1fYu0VVtRTMkPt-2AvuGHZZ5DD0bnbkI&#038;ehbc=2E312F" style="border:0;display:block;margin-left:auto;margin-right:auto;" width="100%" height="480"></iframe>
<p>投稿 <a href="https://hentonen.net/articles/houkou008/">バテバテて乱文【関根デッカオの大阪彷徨報告書】桃谷に“ルズ”の留守を見出す…他</a> は <a href="https://hentonen.net">ヘンとネン</a> に最初に表示されました。</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>オーサカ・ザ・ゴールデン ’24【関根デッカオの大阪彷徨報告書】服部イミテイション・ゴールド…他</title>
		<link>https://hentonen.net/articles/houkou007/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[岸田天音]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 01 May 2024 02:20:27 +0000</pubDate>
				<guid isPermaLink="false">https://hentonen.net/?post_type=articles&#038;p=10949</guid>

					<description><![CDATA[<p>ゴールデンウィークである。ゴールデンといえば、一昨年から昨年にかけてJR野田駅前の老舗ラウンジ［ゴールデン玉川］が、入居するビルごとなくなってしまった。お世話になったことはなくとも、野田近隣に在住・在勤の人のなかにはショ [&#8230;]</p>
<p>投稿 <a href="https://hentonen.net/articles/houkou007/">オーサカ・ザ・ゴールデン ’24【関根デッカオの大阪彷徨報告書】服部イミテイション・ゴールド…他</a> は <a href="https://hentonen.net">ヘンとネン</a> に最初に表示されました。</p>
]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<figure class="wp-block-image size-full"><img loading="lazy" decoding="async" width="1000" height="750" src="https://hentonen.net/wp-content/uploads/2024/04/de01.jpeg" alt="" class="wp-image-10950" srcset="https://hentonen.net/wp-content/uploads/2024/04/de01.jpeg 1000w, https://hentonen.net/wp-content/uploads/2024/04/de01-300x225.jpeg 300w, https://hentonen.net/wp-content/uploads/2024/04/de01-768x576.jpeg 768w" sizes="auto, (max-width: 1000px) 100vw, 1000px" /></figure>



<p>ゴールデンウィークである。ゴールデンといえば、一昨年から昨年にかけてJR野田駅前の老舗ラウンジ［ゴールデン玉川］が、入居するビルごとなくなってしまった。お世話になったことはなくとも、野田近隣に在住・在勤の人のなかにはショックを受けた人も多いのではないか。</p>


<div id="comment-place-block_d65a46d6bc345738f55be9a9815a8690" class="c-block-comment-place" data-place_name="h01">
  <style type="text/css">
        .acf-block-preview #comment-place-block_d65a46d6bc345738f55be9a9815a8690 {
      background:#ccc;
    }

  </style>
</div>


<p>ゴールデンを地で行っていた絢爛たる外観もさることながら、まず何より耳目を集めるのは店名だろう。その店が所在していたのは、大阪市福島区玉川4丁目。地名を店名に持ってくることに、なんらの不思議はない。が、わざわざ「玉」の前に「ゴールデン」を持ってくる創造性、感性には、ある種の根性、甲斐性さえ感じられる。何しろゴールデンな玉、あるいは金のボールである。ここはきちんと反応しておかないと、日本語話者として最低限の責務を放棄しているとさえ思える。</p>


<div id="comment-place-block_9198cdb76326266d790f8641f840fc1d" class="c-block-comment-place" data-place_name="h02">
  <style type="text/css">
        .acf-block-preview #comment-place-block_9198cdb76326266d790f8641f840fc1d {
      background:#ccc;
    }

  </style>
</div>


<p>縁あって野田に暮らすようになった僕にとっては、小学校時代に動物番組でゴールデンライオンタマリンという猿が紹介されたとき以来、いや、それ以上の衝撃だった。年末年始ともなれば界隈でも最大級、人の背丈をゆうに超える門松を鎮座させ、羽振りのいいところをPRしていたことも記憶に新しい（筆者調べ）。ひるがえって、かの珍しい猿のケースは「ゴールデン」と「タマ」の間に、百獣の王・ライオンがにらみを利かせる。過剰なまでの言語的配慮が読み取れるというものだが、ありし日のゴールデン玉川はどこふく風、<a href="https://www.google.com/url?q=https://www.google.com/url?q%3Dhttps://maps.app.goo.gl/NDjMQrPBpXFz37GYA%26amp;sa%3DD%26amp;source%3Deditors%26amp;ust%3D1714457184319476%26amp;usg%3DAOvVaw2TcdfFPJnUE4go4m4V5FGh&amp;sa=D&amp;source=docs&amp;ust=1714457184332608&amp;usg=AOvVaw2M0o8PwKQNysNOiuQ6N4oH" target="_blank" rel="noreferrer noopener">駅前で重層的かつ大々的に「ゴールデン」と「玉」を語るランドマーク</a>だったのだ。</p>


<div id="comment-place-block_a1817d97b71a3fce7961d5bd3d723567" class="c-block-comment-place" data-place_name="h03">
  <style type="text/css">
        .acf-block-preview #comment-place-block_a1817d97b71a3fce7961d5bd3d723567 {
      background:#ccc;
    }

  </style>
</div>

<div id="comment-place-block_3bedc02e5f9733b483d97479c2c38647" class="c-block-comment-place" data-place_name="h04">
  <style type="text/css">
        .acf-block-preview #comment-place-block_3bedc02e5f9733b483d97479c2c38647 {
      background:#ccc;
    }

  </style>
</div>


<p>せめてもの救いは、梅田に移転した同店がなお名前を変えずに営業していることである。創業から40年以上にわたり、際どい名乗りを続けてきたことには、やはり相当の思い入れと矜持があるのだろう。ゴールデンなその心意気に最大限の敬意を評しつつ、今回はゴールデンな大阪を見ていくことにしよう。</p>



<h4 class="wp-block-heading"><strong>服部イミテイション・ゴールド</strong></h4>



<figure class="wp-block-image size-full"><img loading="lazy" decoding="async" width="750" height="1000" src="https://hentonen.net/wp-content/uploads/2024/04/de03.jpeg" alt="" class="wp-image-10953" srcset="https://hentonen.net/wp-content/uploads/2024/04/de03.jpeg 750w, https://hentonen.net/wp-content/uploads/2024/04/de03-225x300.jpeg 225w" sizes="auto, (max-width: 750px) 100vw, 750px" /><figcaption class="wp-element-caption">（豊中市）</figcaption></figure>



<p>日増しに気温も上がり、花見も盛りを過ぎて、ゴールデンな飲み物が恋しい季節になってきた。言わずもがな、ビールである。体型維持を目的に、醸造酒たるビールは基本的に最初の1杯にとどめることをマイルールにしている僕は、おかげさまで30半ばにしてはおなかが出ていない。遅咲きのグラムロックスターを目指すうえで、まだまだ有資格者といってもよいだろう。</p>


<div id="comment-place-block_8670aa3b8fb1fd2883def725221a18d8" class="c-block-comment-place" data-place_name="h05">
  <style type="text/css">
        .acf-block-preview #comment-place-block_8670aa3b8fb1fd2883def725221a18d8 {
      background:#ccc;
    }

  </style>
</div>

<div id="comment-place-block_e697679f7fd9fc093ccad7510f822833" class="c-block-comment-place" data-place_name="h06">
  <style type="text/css">
        .acf-block-preview #comment-place-block_e697679f7fd9fc093ccad7510f822833 {
      background:#ccc;
    }

  </style>
</div>


<p>ともあれ、この被写体は食品サンプルに分類されるものなのだろうか。ゴールデンな飲み物を模すのは黄色いボール紙をただ巻いて突っ込んだだけのものだ。サンプルというエクスキューズを、あくまでイミテーションということを念頭に置いても、中空構造に満たされない気持ちがふつふつと込み上げてくる。酔うに酔えない酒席のいやな記憶が、なんとはなしに想起されてくる。自分の話しかできない同業者との――余計な話はさておき、周囲を無造作に彩るすすけた造花も見逃せない。それとは対照的な屈託ない丸字で記されたPOPが、見る者の情報処理を錯乱させる。</p>


<div id="comment-place-block_337bcf724c02e4fd7974c991fa3d5561" class="c-block-comment-place" data-place_name="h07">
  <style type="text/css">
        .acf-block-preview #comment-place-block_337bcf724c02e4fd7974c991fa3d5561 {
      background:#ccc;
    }

  </style>
</div>

<div id="comment-place-block_4ecc222a45f51c37e988d01eb344f067" class="c-block-comment-place" data-place_name="h08">
  <style type="text/css">
        .acf-block-preview #comment-place-block_4ecc222a45f51c37e988d01eb344f067 {
      background:#ccc;
    }

  </style>
</div>


<p>さらに言及すべきは、ジョッキがビールではなしにハイボールのそれであるということだろう。なるほど、ハイボールも確かにゴールデンの範疇に入る飲み物だ。これがもしハイボールを表現しているというなら、先述のマイルールのご開陳はいったいなんだったのだという話になる。しかしながら、ジョッキの内側のみをコーティングするハイボールでゴールデンな酩酊ができるのか。そこのところの疑問は、最後まで解消されぬままだった。</p>



<h4 class="wp-block-heading"><strong>シュッとした街に手抜かりを見つける</strong></h4>



<figure class="wp-block-image size-full"><img loading="lazy" decoding="async" width="750" height="1000" src="https://hentonen.net/wp-content/uploads/2024/04/de04.jpeg" alt="" class="wp-image-10956" srcset="https://hentonen.net/wp-content/uploads/2024/04/de04.jpeg 750w, https://hentonen.net/wp-content/uploads/2024/04/de04-225x300.jpeg 225w" sizes="auto, (max-width: 750px) 100vw, 750px" /><figcaption class="wp-element-caption">（大阪市福島区）</figcaption></figure>



<p>大阪駅から環状線の内回りに乗ると福島、野田と駅が続く。いずれも同じ福島区に位置するが、駅周辺の様子は大きく異なる。簡単にいうと、福島は若者受けする飲食店が割拠するキラキラでシュッとした街、野田はかつての西成郡野田村の雰囲気をとどめた都会のなかの「村」という印象だ。野田に暮らす者としては、いい意味で垢抜けのしない、よりよく言い表すなら落ち着いたところのある居住地の肩を持ってしまうのも仕方あるまい。</p>


<div id="comment-place-block_b6d7d2c46cd3e57806c98f343c53aaab" class="c-block-comment-place" data-place_name="h09">
  <style type="text/css">
        .acf-block-preview #comment-place-block_b6d7d2c46cd3e57806c98f343c53aaab {
      background:#ccc;
    }

  </style>
</div>


<p>ただ、そんな野田にもウィークポイントはある。通勤・通学の時間帯を除き、環状線の列車は15分刻みでしか停車しないのだ。かような厳しい現実は近隣住民にとって周知のことであり、それを甘受したうえで「村民」にのみもたらされるローファイ特権を享受しているのだ。「野田飛ばし」の快速列車に誤って乗車し、福島の駅で鈍行を待つ――知りうる限りのご近所さんも、同様の経験をしていると伝え聞く。このゴールデンなジムの看板も、そういういたたまれないシチュエーション下で撮影したものである。</p>



<p>よくよく見てみてほしい。入居する商業施設の名称を。「堂島クロスーウォーク」とある。なんとも素っ頓狂な響きだ。インターネットの大海を調べてみても、「クロス」こそあれ「クロスー」は出てこない。看板業者が余計な伸ばし棒を入れてしまったことで、それがホームから否応なしに目につく高さに設置されたことで、キラキラした街の様相は一気に間の抜けたものに変わる。ケアレスミスであることは明白だ。誤字脱字が許されない仕事をしているだけに、身の引き締まる思いにさせられる。</p>


<div id="comment-place-block_17c5ef6fc65f39c692364a952495be00" class="c-block-comment-place" data-place_name="h10">
  <style type="text/css">
        .acf-block-preview #comment-place-block_17c5ef6fc65f39c692364a952495be00 {
      background:#ccc;
    }

  </style>
</div>


<p>ちなみに2024年時点において、この看板は撤去されていることを確認している。ゴールデンな街に燦然と輝くはずだったゴールデンな看板には、やはり垢抜けない要素は許されなかったようだ。</p>



<h4 class="wp-block-heading"><strong>風吹けば給与相場変動制</strong></h4>



<figure class="wp-block-image size-full"><img loading="lazy" decoding="async" width="750" height="1000" src="https://hentonen.net/wp-content/uploads/2024/04/de02.png" alt="" class="wp-image-10964" srcset="https://hentonen.net/wp-content/uploads/2024/04/de02.png 750w, https://hentonen.net/wp-content/uploads/2024/04/de02-225x300.png 225w" sizes="auto, (max-width: 750px) 100vw, 750px" /><figcaption class="wp-element-caption">（大阪市西区）</figcaption></figure>



<p>金の価値が上昇しているらしい。その筋の人には非常にゴールデンな状況だが、こちとら相場師の素養がないので「ふ〜ん」以外の感慨を持てない。「せいぜいお気張りやす」としか言えない。ただ、あみだ池のあたりを歩いていて見かけた、この有名ラーメンチェーンの求人広告には驚かされたものだ。</p>


<div id="comment-place-block_6ec8a18165e2112a69a8797c6535a480" class="c-block-comment-place" data-place_name="h11">
  <style type="text/css">
        .acf-block-preview #comment-place-block_6ec8a18165e2112a69a8797c6535a480 {
      background:#ccc;
    }

  </style>
</div>


<p>ご覧の通り、風が吹けば時給が変動するシステムが採用されているのである。冗談をさておくとするなら、きっと時給は上がったのだろう。しかし、この角度で見る限りにおいては、見事なまでに十の位が削られている。時給165円以上。末尾に「以上」とあるが、あまりに心もとない。飲食業界の待遇改善が叫ばれて久しいなか、思わぬ形で姿を現した大胆な「相場変動制」。「風が吹けば桶屋が儲かる」のアンチテーゼとしてこれ以上、何を求めようか。</p>


<div id="comment-place-block_efa52d321ab392e0edda9c5a25a35248" class="c-block-comment-place" data-place_name="h12">
  <style type="text/css">
        .acf-block-preview #comment-place-block_efa52d321ab392e0edda9c5a25a35248 {
      background:#ccc;
    }

  </style>
</div>


<p>余談ではあるが、このラーメンチェーンには一度しか足を運んだことがない。さる放送局で報道カメラのアシスタントをしていたときのことだから、もう10年近く前の話である。記者、カメラマン、そしてアシスタント。そこには厳然たるヒエラルキーが存在しており、取材先近くで食事を摂るにあたって、カメアシの発言権は皆無に等しかった。当時は「ラーメン嫌い」の逆張りキャラで売っていたが、それでも記者やカメラマンがラーメンを所望すれば、反駁する余地などなかった。まして数あるラーメンのなかでも、特に苦手とするこってり系を標榜する店だ。おおよそゴールデンな気持ちになれずすすったラーメンの味は、ラーメン文化に一定の理解を持てるようになったいまも、思い返そうに思い返せない。</p>


<div id="comment-place-block_988cad29f3664fb253222e7a9135170f" class="c-block-comment-place" data-place_name="h13">
  <style type="text/css">
        .acf-block-preview #comment-place-block_988cad29f3664fb253222e7a9135170f {
      background:#ccc;
    }

  </style>
</div>

<div id="comment-place-block_b40a7d7099fcd1a8b71c14711185f217" class="c-block-comment-place" data-place_name="h14">
  <style type="text/css">
        .acf-block-preview #comment-place-block_b40a7d7099fcd1a8b71c14711185f217 {
      background:#ccc;
    }

  </style>
</div>

<div id="comment-place-block_533c4fd9fa3d1b18a8b275079e7b4960" class="c-block-comment-place" data-place_name="h15">
  <style type="text/css">
        .acf-block-preview #comment-place-block_533c4fd9fa3d1b18a8b275079e7b4960 {
      background:#ccc;
    }

  </style>
</div>


<h4 class="wp-block-heading"><strong>彷徨の記録</strong></h4>



<iframe loading="lazy" src="https://www.google.com/maps/d/embed?mid=1fYu0VVtRTMkPt-2AvuGHZZ5DD0bnbkI&#038;ehbc=2E312F" style="border:0;display:block;margin-left:auto;margin-right:auto;" width="100%" height="480"></iframe>
<p>投稿 <a href="https://hentonen.net/articles/houkou007/">オーサカ・ザ・ゴールデン ’24【関根デッカオの大阪彷徨報告書】服部イミテイション・ゴールド…他</a> は <a href="https://hentonen.net">ヘンとネン</a> に最初に表示されました。</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
	</channel>
</rss>
